nanaの良いところは、iPhoneだけで手軽に録音できることです。
ただ、人間は環境に慣れると次のステップに進みたいという欲望が生まれてきます。
それは、人間がこれまで太古の時代から現代までの間、進化してきた本能だと思います。

iPhoneのマイクは、基本的に通話用のマイクで性能的に音楽用には物足りないと思います。
それで、今の録音に満足できなくなり、もっと良い音で録音したいと思った方は、今回の記事を参考にして下さい。

また、私は今の音に満足していると言う方は、こんなことも出来るんだという感じで読んで頂けたらと思います。

…と本題に入る前に、nanaは今では一日に数千もの音源がアップされていて、フォローユーザーさん以外のユーザーさんの音源は、パブリックフィードでしか聴けず、それも全部聴くなんて不可能です。
そして、新規ユーザーさんはフォローも少なく、とても素敵なユーザーさんなのに、再生回数や拍手が少ないという方がたくさんいます。

そんなユーザーさんに脚光を浴びさせたいと思い、またこのブログで紹介してみたいと思います。

今日は、nal さんというユーザーさんです。

今日も、オリジナルの弾き語りを投稿されていました。
http://hibari.nana-music.com/wp/ikaGjvNe90/

とても素敵なユーザーさんなので、オススメです。


さて、話を元に戻し、今回、私の持っている色々なマイクでnanaの録音テストをしてみました。

最初に音楽用のマイクをiPhoneやiPadに接続するためには、オーディオインターフェイスという装置が必要になります。
例えば、エレキギターを繋ぐ場合はiRigというのが有名ですね。
これもオーディオインターフェイスの一つです。

ただ、マイクを繋ぐ場合にはマイクから入ってきた微弱な信号を録音可能な大きな信号にしなければならず、この機能を持った装置をマイクプリアンプと言います。
なので、マイクを使う場合はこのマイクプリアンプ機能が備わったオーディオインターフェイスが必要なんです。
これもピンキリで比較的安価のものからプロが使う高価なものまであります。
インターネットで「iOS  iPhone オーディオインターフェイス」で検索してみて下さい。

iPhoneやiPadでnanaだけでしか使わないと言うのであれば、1チャンネル(入力が1つ)で十分です。
どんなメーカのモノが良いのかというのは、音というのは人それぞれの好みがあるので…
実は同じマイクでもマイクプリアンプで音が変わります。
なので、オーディオインターフェイスを購入するのであれば、youtubeなんかに、そのオーディオインターフェイスを使った動画がアップされているので、参考にしてみて下さい。

私は、iOS用にはRolandのDuo Capture EXというのを使っています。
duo













nanaはiPadminiを使っていて、こんな感じで接続しています。
紫のケーブルでマイクを接続しています。
duo接続























このオーディオインターフェイスのマイクプリは、私的には可もなく不可もなくです。
性能は、けっして悪いわけではありません、価格の割にはかえって良い方だと思いますが、好みの音でもありません。
購入当時はあまり選択肢はなかったので、これにしました。

私の好みの音は英国のFocusrite社のマイクプリアンプで、PC用にはFocusrite社製のオーディオインターフェイスを使っていますし、単体のマイクプリアンプまで持っています。
実は、PCで録音した音を編集してnanaに投稿したりしているのですが、その辺は、また日をあらためて書きます。

さて、まずは、音楽用のマイクを接続する準備の段階まで書きました。

簡単に音の流れを書くと

声→マイク→オーディオインターフェイス(マイクプリアンプ機能付き)→iPhone(nana)となります。

次にマイクですが、これもピンキリです。
私は、数本のマイクを持っていますが、マイクごとに個性があって、音源によってマイクを使い分けています。
とりわけオールマイティーに使えるマイクが1本あると良いですね。
あっ、nana用に数本のマイクを持っているのではなくて、数年前から宅録をやっていて、弾き語りなんかを録音してネットに投稿していましたが、その宅録用のマイクをnanaで使っています。

普段nanaでギターやピアノの録音に使っているのがAudio-Technica社(日本) のAT4040というマイクです。
非常にフラットで癖がないマイクで、その分マイクプリアンプの音が反映されると思います。
数年前までは非常に高価でしたが…私にとっては…最近はかなり安くなって、今年手に入れました。
このマイクは、用途によってはプロもスタジオで使っているマイクです。

高いマイクと言えばドイツのノイマン社製のマイクで、私の持っているマイク全部足しても買えません。
実はnanaのあの録音画面に出てくるマイクが、そのノイマン社製のマイクがモデルとなっています。
普通プロの方がボーカルを録音する時は大体このマイクを使っています。
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話が長くなりましたが、今回、nanaで録音テストというアカウントを作成して、マイクの違いによって音がどれだけ違うのかという実験をしてみました。
それがこの音源です。

http://hibari.nana-music.com/wp/kRLZGOssj0/

ワンフレーズずつ、マイクを変えて録音してみました。

使用したマイクは、録音順番に
① iPhone内蔵マイク
② SHURE社 Beta 57A(ダイナミックマイク)Beta57A














③ Audio-Technica社 AT2020(コンデンサーマイク)
AT2020













④ 
SENNHEISER社 MK4(コンデンサーマイク)
MK4













⑤ Audio-Technica社 AT4040(コンデンサーマイク)
AT4040













⑥ Audio-Technica社 AT4047/SV(コンデンサーマイク)
AT4047













です。

nanaは、録音を重ねるごとに、最初の録音が劣化してしまうので、この音源のコラボ履歴を見るとそれぞれ録音したマイクの名前を付けた音源が出てくるので、そちらの音源で一番最後に歌っているフレーズを録音しているのが、そのマイクとなり、劣化していない音で聴けます。

実験結果から、私の個人的な感想ですが、iPhone内蔵マイクは、やはり、通話用のマイクらしく、声は聴きやすいのですが、音楽的には中低音はスカスカで音に厚みがありません。
他のマイクはそれぞれ好みがあると思いますので、感想は書きません。
ネットとかで検索してみて下さい。

ちなみに、ピアノ伴奏の録音は、⑤のマイクを使ってこんな感じで録音しました。
piano rec













オーディオインターフェイスにしてもマイクにしてもそれなりの費用がかかるので、今よりも良い音で録音したいと思った時の参考にして頂けたらと思います。
もし興味がある方は、こちらやtwitter @tsumuji_kaze9   の方にコメント頂ければ、分かる範囲でお答えします。