先日、使用するマイクによる録音の音の違いについてコメントをいただいたので、
今日は、私の持っているマイクの中から、普段使っている4本のマイクについて
録音テストをしてサウンドクラウドにアップしてみました。
録音方法は、自作PCに普段nanaの録音に使っているオーディオインターフェイス
Roland DUO CAPTURE EX
を接続してDAW(Cubase7.5)を起動して録音しました。
録音に使ったマイクは、全てコンデンサーマイクで
下の画像の右から
audio-technica AT2020
audio-technica AT4040
audio-technica AT4047/SV
AKG C451B
の4本です。
そして、今回は、アコスティックギターを録音してみました。
アコギは、Martin D41です。
まず、マイクによる録音レベルの違いですが、オーディオインターフェイスの録音レベルを同じにしてもマイクによって録音される音の大きさは変わります。
今回は、AT2020とAT4040の2種類のマイクの録音される音の大きさについて比べてみます。
両方の音源とも
ギターとマイクの距離
録音レベル
ギターを弾く大きさ
はほぼ同じになるようにしました。
…がギターを弾く大きさは人間がやっているので少しの違いはあります。
まずは、AT2020です。
/
次に、AT4040です。
マイクによって音の大きさというか音圧が違いますね。
続いて、音質の違いが分かるように、4本のマイクで録音したそれぞれの音をノーマライズして揃えてみました。
AT2020
AT4040
AT4047/SV
C451B
写真を見ていただけると分かりますが、C451Bだけは、それ以外の3種類のマイクと違って小口径のマイクとなっています。
これは、アコギとか楽器用のマイクとして使われています。
音質はそれぞれ個性がありますが、AT2020は現在ネットなどでは1本1万円以下で売られていて、他のマイクよりも廉価版となっているため、音質は極端に悪くはありませんが、他の3本と比べるとそれなりになってしまいます。
それは当然のことで、安いマイクと高いマイクが同じ音だったら、誰も高いマイクは買いません。
しかし録音の音というのは、マイクの性能だけではなく、マイクの信号を増幅するマイクプリアンプによっても変わります。
マイクプリアンプは、オーディオインターフェイスに内蔵されている機能で、オーディオインターフェイスの値段は、この内蔵されているマイクプリアンプの性能やアナログをデジタルに変換する性能、入出力数などによってピンからキリまであります。
入門用に売られているオーディオインターフェイスは、マイクプアンプの性能も値段なりで、高いマイクを買ってもオーディオインターフェイスに内蔵されているマイクプリアンプの性能が低ければ、マイクの性能は生かせないことになります。
つまり、マイクとマイクプリアンプのバランスが大切なのです。
それでは、このマイクプリアンプでどのくらい音が変わるのかをテストしてみました。
私は、ボーカル録りやアコギなんかでも主張したい音を録る時は、オーディオインターフェイスの内蔵されているマイクプリアンプを使わず、単体のマイクプリアンプを使用しています。
接続は、マイクとオーディオインターフェイスの間に、単体のマイクプリアンプをライン接続しています。
先ほどの安価なAT2020の音が
普段nanaで使っているオーディオインターフェイスのマイクプリアンプ
単体のマイクプリアンプ
とでどのくらい変わるのか聴いてみてください。
オーディオインターフェイス内蔵マイクプリアンプの音は先ほどの音量を揃えた方の音源です。
単体マイクプリアンプの音もノーマライズして揃えています。
まずは、オーディオインターフェイス内蔵マイクプリアンプです。
次に単体マイクプリです。
全然違いますよね。
ギターの音の艶というか倍音の鮮やかさ等、このくらい変わります。
それでは実際にどんなマイクを使えば良いのかということですが、何を録音するのかによっても変わりますし、実はボーカルとマイクの相性とかギターの音とマイクの相性もあります。
やはり予算内で選ぶことになりますので、その中で、できれば実際にマイクをテストしてから購入できたらいいと思います。
大体の楽器屋さんでしたら、店員さんにお願いしたらマイクテストさせてくれると思います。
もし東京都内に住まわれている方でしたら、渋谷にある池部楽器の6Fマイクコーナーが良いと思います。
http://www.ikebe-gakki.com/realshop/powerrec/
ボーカルブースがあって実際に自分の声に合うマイクを探すことが出来ますし、アコギも置いてあるのでアコギの音もマイクの違いを聞き比べることが出来ます。
先ほどの4本のマイクのうち3本のマイクは、このお店でマイクテストしてから買いました。
さて、次回はボーカル録り場合の音質の違いついて同じようにテストしてみたいと思います。
それでは、また…
今日は、私の持っているマイクの中から、普段使っている4本のマイクについて
録音テストをしてサウンドクラウドにアップしてみました。
録音方法は、自作PCに普段nanaの録音に使っているオーディオインターフェイス
Roland DUO CAPTURE EX
を接続してDAW(Cubase7.5)を起動して録音しました。
録音に使ったマイクは、全てコンデンサーマイクで
下の画像の右から
audio-technica AT2020
audio-technica AT4040
audio-technica AT4047/SV
AKG C451B
の4本です。
そして、今回は、アコスティックギターを録音してみました。
アコギは、Martin D41です。
まず、マイクによる録音レベルの違いですが、オーディオインターフェイスの録音レベルを同じにしてもマイクによって録音される音の大きさは変わります。
今回は、AT2020とAT4040の2種類のマイクの録音される音の大きさについて比べてみます。
両方の音源とも
ギターとマイクの距離
録音レベル
ギターを弾く大きさ
はほぼ同じになるようにしました。
…がギターを弾く大きさは人間がやっているので少しの違いはあります。
まずは、AT2020です。
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次に、AT4040です。
マイクによって音の大きさというか音圧が違いますね。
続いて、音質の違いが分かるように、4本のマイクで録音したそれぞれの音をノーマライズして揃えてみました。
AT2020
AT4040
AT4047/SV
C451B
写真を見ていただけると分かりますが、C451Bだけは、それ以外の3種類のマイクと違って小口径のマイクとなっています。
これは、アコギとか楽器用のマイクとして使われています。
音質はそれぞれ個性がありますが、AT2020は現在ネットなどでは1本1万円以下で売られていて、他のマイクよりも廉価版となっているため、音質は極端に悪くはありませんが、他の3本と比べるとそれなりになってしまいます。
それは当然のことで、安いマイクと高いマイクが同じ音だったら、誰も高いマイクは買いません。
しかし録音の音というのは、マイクの性能だけではなく、マイクの信号を増幅するマイクプリアンプによっても変わります。
マイクプリアンプは、オーディオインターフェイスに内蔵されている機能で、オーディオインターフェイスの値段は、この内蔵されているマイクプリアンプの性能やアナログをデジタルに変換する性能、入出力数などによってピンからキリまであります。
入門用に売られているオーディオインターフェイスは、マイクプアンプの性能も値段なりで、高いマイクを買ってもオーディオインターフェイスに内蔵されているマイクプリアンプの性能が低ければ、マイクの性能は生かせないことになります。
つまり、マイクとマイクプリアンプのバランスが大切なのです。
それでは、このマイクプリアンプでどのくらい音が変わるのかをテストしてみました。
私は、ボーカル録りやアコギなんかでも主張したい音を録る時は、オーディオインターフェイスの内蔵されているマイクプリアンプを使わず、単体のマイクプリアンプを使用しています。
接続は、マイクとオーディオインターフェイスの間に、単体のマイクプリアンプをライン接続しています。
先ほどの安価なAT2020の音が
普段nanaで使っているオーディオインターフェイスのマイクプリアンプ
単体のマイクプリアンプ
とでどのくらい変わるのか聴いてみてください。
オーディオインターフェイス内蔵マイクプリアンプの音は先ほどの音量を揃えた方の音源です。
単体マイクプリアンプの音もノーマライズして揃えています。
まずは、オーディオインターフェイス内蔵マイクプリアンプです。
次に単体マイクプリです。
全然違いますよね。
ギターの音の艶というか倍音の鮮やかさ等、このくらい変わります。
それでは実際にどんなマイクを使えば良いのかということですが、何を録音するのかによっても変わりますし、実はボーカルとマイクの相性とかギターの音とマイクの相性もあります。
やはり予算内で選ぶことになりますので、その中で、できれば実際にマイクをテストしてから購入できたらいいと思います。
大体の楽器屋さんでしたら、店員さんにお願いしたらマイクテストさせてくれると思います。
もし東京都内に住まわれている方でしたら、渋谷にある池部楽器の6Fマイクコーナーが良いと思います。
http://www.ikebe-gakki.com/realshop/powerrec/
ボーカルブースがあって実際に自分の声に合うマイクを探すことが出来ますし、アコギも置いてあるのでアコギの音もマイクの違いを聞き比べることが出来ます。
先ほどの4本のマイクのうち3本のマイクは、このお店でマイクテストしてから買いました。
さて、次回はボーカル録り場合の音質の違いついて同じようにテストしてみたいと思います。
それでは、また…