結論から言えば、使おうと思ったら使えますが、なかなか難しい感じです。
以前、録音レベルが低いので、不良品ではないかとメーカーに問い合わせたところ、メーカーでは、iRig Voiceは、欧米人に使われることを前提で、彼らの大きな声での過大入力を防止するために、入力レベルを押さえているとのことでした。
つまり日本人には録音レベルが低くて、使いづらいです。
推奨のアプリでは、レベル調整が出来て、まずまず使えます。
nanaでも、コラボを投稿する前のエフェクト画面で、伴奏とのミックスレベルを調整できますが、レベルをあげると伴奏の音が潰れたり、もともと伴奏が大きく録音されていると、大きくしてもバランスはとれないです。
私は、かなり声は大きい方で、今日試したのは録音レベルを押さえた伴奏でしたので、なんとか使えましたが、それでも、かなりマイクに口を近づけなければ、声が小さくなってしまいました。
どのくらい近づけるかというと、マイクと口が1cmくらい…かなりマイクをかじる感じです。
そうなると問題なのが、マイクと口が近すぎて、昨日書いた「吹かれ」が発生し、バフっというノイズが入ります。
今日も、かなり「吹かれ」が出ました。
そこで、昨日のポップカードのことを思い出して、マイクにティシュペーパー1枚をかぶせてみると、見事に吹かれは出ませんでした。
ただ、やっぱりマイクと口が近すぎて、近接効果により、かなり不必要な低音が出てしまいます。
それと声張ると、少し音割れが出ました。
その辺の調整ができる方であれば、使えると思いますか、声がちゃんと出せない人や、マイクと口の間隔を歌いながら調整できる人でなければ、避けた方が良いと思います。
今日、試しに録音を投稿しようと思いましたが、練習なしの一発録りだと昨日より下手で、とても人に聞かせられるレベルではなかったので、断念しました。
もし簡単にiPhoneに接続して録音できるマイクが欲しい方は、iRig Voice の上位機種であるiRig Mic HDが良いと思います。
これは、マイクでレベル調整ができるので、あくまでも予想ですが、適正な大きさで録音できると思います。
http://info.shimamura.co.jp/digital/newitem/2014/01/17897
しかし、このiRig Mic HDは、価格が15,000円プラス消費税です。
それであれば、最近YAMAHAから1万円のオーディオインターフェィスが発売されたので、そのオーディオインターフェィスとマイクを購入した方が良いような気がします。
マイクにもよりますが、SHUREのSM58あたりだと両方あわせて2万円少し超えますが、色々と付加価値があって将来を考えると良いような気がします。
このYAMAHAのオーディオインターフェィスについては、後日、記事にしようと思います。
さて、今日も、とても素敵なコラボに出会いましたので紹介します。
CHANさんの「涙そうそう」です。
http://hibari.nana-music.com/wp/003f419b/
涙そうそうは、これまでnanaでは、数えきれないくらいのコラボを聴かせていただきましたが、その中でも、一、二を争うくらいの素敵な声を聞かせていただきました。
CHANさんは、他の曲もとても素晴らしいので、一聴の価値はあると思います。
それでは、また…