nanaがリリースされて5年が過ぎ、待望のパソコンからインターネットを経由してnanaにサウンドを投稿できるようなりました。

投稿の方法は、nanaの公式ページで公開されているので参考にしていただきたいと思います。
http://nana-music.com/blogs/20170913-01/

投稿できるファイルは、公式ページにも書かれているとおり

ファイル形式:wav形式
ビット深度:16bit
サンプリングレート:44.1khz
チャンネル数:1(モノラル)
ファイルの長さ:90秒以内

となります。

さて、このnanaで投稿できるファイルを作成するためには、DAWでDTMサウンドを作成して、完成したら最後の仕上げとして、上のファイル形式で出力します。

具体的には、それぞれのDAWで違いますが、大体は、「バウンス」とか「書き出し」とかの名称がついています。

それでは、私が使用しているDAWをみてみると

まずは、Cubaseでは
ファイルメニューから「書き出し」→「オーディオミックスダウン」を選択します。

cubase ミックスダウンメニュー


次にミックスダウンのメニューの中で「オーディオエンジン出力」の項目で、

cubase 書き出し2

「ファイル形式」をWaveファイル
「サンプリングレート」を44.1kHz
「ビット深度」を16Bit
「モノラルダウンミックス」にチェック

で書き出します。

次にprotoolsでは、ファイルメニューから「バウンス」→「デスク」を選択します。

protools 書き出し1

次にバウンスメニューで、

protools 書き出し2

「ファイルタイプ」:WAV
「フォーマット」:モノ
「ビットデプス」:16ビット
「サンプルレート」44.1kHz
を設定してバウンスします。

Cubaseでもprotoolsでも、書き出した(バウンスした)ファイルをnanaの投稿用のwebページを投稿するのですが・・・・
なんと、どちらのDAWで作成したファイルでも「WAVファイルのフォーマットが不正です。」とエラーメッセージがでました。

ファイル不正


おそらく、両方ともDAWから書き出したファイルは、なんらかのデーターが付加されて、nanaの変換プログラムに適合しないのだと思います。

10月28日現在、protools12.82、Cubase8.5とも互換性が向上してダイレクトにweb投稿できるようになりました。

さて、それではどうしたらよいのかというと、標準のwavファイルに変換してやればいいんですね。

私は、15年くらい前から使っているwavファイルのエディターがあって、今回は、それを使ったら簡単にnanaに投稿できるファイルに変換できました。

それは「SoundEngine Free」というフリーソフトで、ソフトの概要はこちらを参照してください。
http://soundengine.jp/software/soundengine/

このソフトのダウンロードは、こちらです。
http://soundengine.jp/software/

なお、こちらはフリーウエアーですから、ダウンロード、使用は、自己責任でお願いします。

このソフトを使った変換方法ですが、いたって簡単で、DAWから書き出したwavファイルを、「SoundEngine Free」に読み込み、そのまま「別名で保存」で違うファイル名で保存したら終了です。

editor save as

簡単ですよね。

あとは、この別名で保存したファイルを先ほどのnanaの投稿ページから再度投稿すると・・・・

投稿OK

と、投稿が成功しました。

実は、この「SoundEngine Free」には、ステレオをモノラルに変換する機能も備わっているので、DAWでモノラル出力できない人は、このソフトを使ってできるし、そのほかにフェイドアウトやノーマライズなど非常に便利な機能がたくさん備わっていますので、私的にはおすすめです。

このように、スマホ用のオーディオインターフェイスがなくても、nanaのwebページからサウンドが投稿できるようになって、今までよりも多くのDTMサウンドを制作している方が手軽に投稿できるようになりました。
もちろん、DTMサウンドを制作するためにはPC用のオーディオインターフェースが必要ですけどね。

さて、このようにnanaのwebページから手軽に投稿できるようになって、私もそちらから投稿するようになるのかというと、そうでもなく、wavファイルは、いわばサウンドのRawデータで、nana用にコーデックされたときに、そのデーターがどう変わるのかというのが、今のところ分からないので、これからこの投稿されたサウンドについて色々と検証してから決めようと思っています。

単純に音が良いのかというとそうでもないような気がしています。
こだわって作ったサウンドの周波数や音圧、音量は2台のオーディオインターフェースを使用して投稿したものと変わることは間違いなく、特に周波数はオーディオインターフェースで変わるので、制作したモニター環境で聞くサウンドとRawデータのwavファイルとでは変わると思います。
つまり、自分で聞いて制作した音と書き出したwavファイルの音は違うということです。

その辺の検証については、また時間があれば記事にしたいと思っています。
それでは、また・・・