弾き語りおやじの独り言

iphoneアプリ「nana」のことやDTMのことなど徒然に・・

素敵なnanaユーザーさんの音源を動画化しました。
https://youtu.be/WVQ8yQ9zblk
https://youtu.be/b9wIFWl7rYs

録音 Tips

一昨日から始めた、「昭和の曲伴奏リクエスト」ですが、順調にリクエストをいただいております。
今のところ1日4曲ペースですので、ちょうど平日の夜に消化できる曲数になってます。

昔の曲は、今の曲と違ってシンプルなコードで、どちらかというとメロディーで聴かせる曲が多いので、ギターも意外と手間が掛からずに弾けています。


さて、昨日のnanaのアップデートですが、私はちょっと困っています。
というのも、録音の時のレベルメータのゲージが変わってしまったからです。
今までは、

nana調整


0よりも上の数値が表示されていましたが、アップデート後は、

1
一番大きい数値が0となり、それ以上が表示されていません。
これだと、0を越えるか超えないかの微妙な位置が分からないというか、0を超えていることが分かりません。

それと、今までは、歌を入れても歪まないように、伴奏の大きさを-7~-5くらいの範囲で録音していたのですが、メーターのゲージが3単位とおおざっぱになってしまい、調整がしづらくなってしまいました。
今日も録音していて、録音レベルの調整に、非常に手間が掛かってしまいました。

慣れだとは思いますが、レベルメーターのゲージは0オーバーが表示されるのが、録音機器での標準なので、ちょっと苦労しそうです。
-50、-40、-30は必要なんでしょうか、なぜ、このようなゲージになったのかは、私には全く理解不能です。

出来れば、次回のアップデートで元に戻して欲しいな~と思いました。

それと連続再生も、最近ちょっと要らないです。
投稿したものの確認などの作業をしている時、連続再生されるとイラッと来る時が…(^_^;)
この辺も、次回アップデートで、連続再生機能のオフが選択できるとかを改善して欲しいところですね。

さて、今日nanaの公式から再生回数が累計1億回を超えたとアナウンスされていました。
凄いですね。
おそらく、人気ランキングが大きく貢献していることは間違いない…かな…(^_^;)

それでは、また…

最近nanaで、ちょくちょく下手くそな歌を歌ってますが、弾き語りはギターを良い音で録りたいのでオーディオインターフェイス経由で外付けマイクを使用してますが、通常の伴奏とコラボで歌う時は、iPhoneの内蔵マイクで歌っています。
私のiPhoneは最新のiPhone6ですが、けっこう内蔵マイクでも良いのかなと思っています。

以前の記事で簡易のポップアップを作ってもみましたが、よくよく考えてみれば、それも必要ないのかなと思っています。
別に下手くそだから開き直っている訳ではなくて…(^_^;)
もともとiPhoneは電話で、通話している時の口とマイクの位置は?…そうかと、ふっと試してみたくなりました。
それで、先日の「明日晴れるかな」と今日の「Wonderful tonight」は、何も使わないでiPhoneの内蔵マイクだけで歌を録音してみました。

息がマイクに直接当たるとノイズが出ますが、直接当たらないようにすれば良いだけなんですね。
普通のマイクであれば、指向性があってマイクの音を感じる部分にまっすぐに声を当てなければいい音で録音できませんが、先ほども書きましたが、通話の時は相手の声をかける聴きながら通話するため、内蔵マイクに対して真っ直ぐには声を当てられません。
しかし、それなりに明瞭に通話が出来る訳ですから、iPhoneの内蔵マイクは、ある程度広い指向性を持っている可能性があります。
iPhoneの内蔵マイクの位置は、iPhone5からは、イヤフォン端子の横に位置しています。
BlogPaint
上の写真のイヤフォン端子の横の小さな穴が内蔵マイクの位置です。
iPhone5も穴の形状は違いますが、位置は同じです。
ここに真っ直ぐ声を当てると、息が直接かかって吹かれが出ます。
そこで、iPhoneのホームボタンに向かって声を当てるような感じに歌って録音してみました。
BlogPaint
録音レベルは一番右側にして、ホームボタンと口の距離は10cmくらいでした。
おそらく、指向性から少しズレているせいなのか、そのくらいの位置でも少し0を超えるくらいです。
実際は少しくらいは0を超えても音は割ないし、マイクに近づくことにより近接効果で内蔵マイクでは普通に録音しても出ない低音が出てくれます。
ただあくまでも、基本は0を超えないようにです。

確かに、オーディオインターフェィスとコンデンサーマイクを使った方が、もっと高音質で録音できますが、その分、ちゃんと響かせて倍音がたっぷりの声を出さなければ、自分の声にがっかりしてしまいます。
逆に、しっかりと自分の声を聴いて、その後の練習に使いたい場合は別ですが…
普通にnanaで歌を楽しむのであれば、内蔵マイクで十分だと思っています。

…が、アコースティックギターは別です。
アコギは、倍音がたっぷりとでるので、内蔵マイクよりは外部マイクを使った方がはるかにいい音で録れます。
あとは、DTMで音源を作りそれをnanaに投稿する時もオーディオインターフェイスですが、これはごく限られたユーザーだと思います。

なので、以前の記事の通り、今よりも良い音で録音したいと思わない限りは、現状のままで良いのではないかと思い始めた今日この頃でした。

それでは、また…


 

ボーカルを録音する時によく使っているのを見るのが、マイクの吹かれを防止するためのポップカードです。
特に、ぱ行の発音をするときにはマイクに息が勢いよくかかってしまい、バフっというノイズが入ります。
nanaでも、吹かれを防止するために、iPhoneの内蔵マイクの位置を変えてみたりして工夫されている方もいると思います。
そこで、今回は非常に簡易に、製作費用は多分100円くらい…
でできるポップガードを作ってみました。

ちなみに、私が普段使っているポップガードはこんなやつです。
IMG_0145

それでは、実際に製作に必要な材料は、これだけです。
IMG_0133
    
チョコの空き箱、綿棒、輪ゴムとここには写ってませんが、ティシュペーパーです。
なので、実質的に購入する必要があるのは、空き箱を作るためのチョコレートくらいです。
私は、iPhone6を使ってますが、このガーナチョコの空き箱が丁度良い大きさでした。

まずは、空き箱を加工します。
iPhoneを空き箱に収納した時に、ホームボタンを操作したり、画面を見ることができるよう、こんな感じに切り抜きます。
IMG_0134

次に、iPhoneのイヤーフォン端子と内蔵マイクの部分をくり抜きます。
IMG_0135
切り抜いた後に、空き箱の剛性が弱くなるので、セロテープ等で補強します。
iPhoneを収納するとこんな感じになります。
IMG_0138
iPhoneは、4は不明ですが、5も6もイヤーフォン端子の横に内蔵マイクが配置されているので、穴はこの一つで良いと思います。
※ 写真はiPhone6ですが、イヤーフォン端子の横の小さな穴が内蔵マイクの位置です。

続いて、ポプスクリーンを取り付けるためのブラケットがわりのマンボウ…(^_^;)
ではなくて、綿棒をセロテーブ等で空き箱に取り付けます。
長さは、画像くらいで良いと思います。
IMG_0136
両方つけると、八つ墓村みたいになります。(^_^;)
IMG_0137

次に、綿棒のところにティシュペーパーを取り付けます。
ティシュペーパーを使うことにより、毎回替えることができ、衛生面でも安心です。
通常、ティシュペーパーは、2枚1組になっていますが、それを1枚にして2折にし、長さを調整します。
こんな感じです。
IMG_0139
最後に、このティシュペーパーを輪ゴムで固定します。
今日試しに歌ってみましたが、見た感じはこのくらいの角度でした。
IMG_0140
画面を見ながら、歌って録音レベルを調整すると良いと思います。

非常に簡易ですが、これで十分ポップガードの役割を果たしてくれます。

空き箱を上手く切り抜ければ、もう8割完成したようなものですので、興味のある方は、試してみてください。

ちなみに、今日、この簡易ポップガードで歌ってみたのはこれです。
http://hibari.nana-music.com/wp/003f1f11/
息が直接、内蔵マイクにかからないので、かなりマイクに近づいて録音できるため、近接効果で低音、音圧が稼げます。
ただし、録音レベルには十分注意してください。
今日は、-7と-10の間くらいでした。 
それと、このサウンドは、あまりにも上手く歌えなかったので、一定期間経過したら、削除させてくださいね。m(_ _)m

それでは、また…

あっ…と言う間にクリスマスも通り過ぎ、次はいよいよ行く年来る年ですね。(^_^)
私も、今日が一応の仕事納めで、今から年末年始の休暇をどのように過ごすか考えています。

nanaを始めて3度目の新年を迎えますが、これまで2回の新年の初サウンドは、景気付けにバンドサウンドを投稿しているので、今回もやろうと思っていますので、その作業を始めます。

あとは、弾き語りおやじの「ベストセレクション2014年下半期」のサウンド選びもあります。

そんなことで、退屈しないで済みそうです。(^_^)

さて、昨日の重ね録音のときの音質劣化についての補足ですが、私がネットで調べた記事を載せておきますので、興味のある方はご覧ください。



昔は、レコードをカセットに録音したり、自分達のライブの演奏をテープに録音したりするために必死でレベルが0dbを超えないように調整に苦労していました。

今は誰もが簡単にできるように、ほとんどがオートの時代でになっています。
実は初代nanaも録音はオートでした。
マニュアルで録音するなんていうことは、録音機材を扱う人など限られた人だけですよね。
なので出来上がりを想定して録音レベルを調整したり、伴奏とボーカルのバランスを調整したりと言うのは、時代にマッチしないかもしれませんが、趣味の世界とは言え、自分の納得のいく音を作りたいと思う方は、避けては通れないことだと思います。

そんな意味では、ただ歌ってみたいと思う人から、凝った伴奏作りたいと思う人まで、幅広いユーザーのニーズに合わせることは、nanaのエンジニアの方も悩みどころですね。

欲を言えばマルチトラックになればと思いますが、ちょっとハードルは高いですね。(^_^;)

いずれにしても、新バージョンは旧バージョンと比べて、コラボだけではなく最初のサウンドの投稿でも音質が劣化しているのは否めないので、せめて旧バージョン並のエンコードの質に戻って欲しいというのが本音ですが、今ある環境下で、どれだけ音を良くできるかと色々と考えてやっていくことも楽しみの一つであり、このことについては、年明けにバージョンがアップされても、また新たな環境の中で試しながら記事にしていこうと思っています。

それでは、また…

機能に引き続き、今日は、重ね録りの音質の劣化についてテストしてみました。

まず、テストに使った伴奏は、私のこの伴奏です。
http://hibari.nana-music.com/w/player/VwNXtBLl2T/

この伴奏にボーカルを入れて色々とテストしました。

録音に使ったのは、iphone6の内蔵マイクです。
 
まずは、ボーカルを録音する時に小さく録音してしまい、投稿する時にレベルを上げる場合です。
投稿する時のレベルを上げると、伴奏の音を圧縮して小さくするため、伴奏の音は劣化する可能性があり、それをテストしてみました。

まずは、録音レベルがギリギリ0になるように録音し、投稿する時のレベルを1/4左に下げました。
http://hibari.nana-music.com/w/player/003c0727/

次に、録音レベルを-7くらいに録音して、投稿する時のレベルを1/2右に上げました。
http://hibari.nana-music.com/w/player/003c07ee/
上のギターより、音が小さくなり少し音が歪んでいるような感じですが、あまり違いは分かりませんね。

次に、それぞれのサウンドにカラ録音を重ねてみました。
まずは、録音レベルが0で投稿の時のレベルを右に1/4下げたものです。
http://hibari.nana-music.com/w/player/003c08e8/
カラ録音を重ねただけで少し音の劣化が進んでますね。

そして、録音レベルが-7で投稿する時のレベルを右に1/2上げたものです。
http://hibari.nana-music.com/w/player/003c0935/
こちらも、少し劣化が進んでいますが、良く聴いて見なければ分かりませんね。

ここまでのテストでは、録音レベルが0で投稿の時のレベルを右に1/4下げたものの方が音は良いですが、伴奏の音を圧縮することではあまり変化はありませんね。


続いて、私が一番音の劣化の原因で怪しいと思っているリバーブ(エフェクト)のテストです。
まずは、録音レベルが0で投稿の時のレベルを右に1/4下げたものにアリーナのリバーブを掛けました。
http://hibari.nana-music.com/w/player/003c0881/
伴奏の劣化はそうでもありません。
更にこれにカラ録音を重ねて、それに同じようにアリーナのリバーブを掛けました。
http://hibari.nana-music.com/w/player/003c0986/
そんなに酷くは劣化はしませんが、ボーカルが少し歪んでます。

次は、録音レベルが-7で投稿する時のレベルを右に1/2上げたものにアリーナーのリバーブを掛けました。
http://hibari.nana-music.com/w/player/003c08b7/
これも酷い劣化はありません。
同じように、カラ録音を重ねて、アリーナのリバーブを掛け、投稿する時のレベルを右に1/2上げました。
http://hibari.nana-music.com/w/player/003c09b4/
これは、良い感じで伴奏もボーカルも劣化してますね。(^_^;)

結論から言えば、伴奏にボーカルを録音してコラボする時にリバーブを掛けて、更に、投稿する時のレベルを右にスライドさせればさせるほど、伴奏の音は劣化します。

実は、この場合、大きい伴奏を基準に、ボーカルも大きく録音しなければならず、ボーカルを入れた時点で、既にサウンド自体のレベルがオーバーしてしまい、伴奏の音の圧縮(投稿するときのレベルを上げる)によるの劣化とボーカルの録音レベルオーバーによる歪みの両方が出てしまいます。

ここで、終われば良いのですが、更に、このレベルオーバーしているサウンドに合うように、コーラスなどを重ねて録音すると、また、投稿の時のレベルを上げなければならないので、劣化した伴奏と歪んだボーカルのサウンドを更に圧縮して劣化させるため、俗に言うシャワーが出ているような酷い劣化になると思います。

これまでの録音を聴くと、劣化はしているけど、nanaで聴く劣化の酷いサウンドと比べると、そこまでは酷くなってないと思います。
それは、伴奏のサウンドが大体-5くらいの適正なレベルで録音しているためで、伴奏が適正なレベルだと、ボーカルにリバーブを掛けて重ね録りしても、投稿する時のレベルを上げなくて良いので、それだけ劣化が少ないと思います。

次は、劣化を少なくする録音をテストしてみました。
テストは上と同じですが、録音レベルをやリバーブの種類を変えてみました。

最初に、アリーナのリバーブです。
ボーカルのレベルを-5くらいにして録音したものに、カラ録音を重ね録音したサウンドです。
http://hibari.nana-music.com/w/player/003c0b0c/
ここから、一つ前の録音に遡れますので聞き比べしてみてください。
録音レベルは適切ですが、3回目の録音となるとそこそこ劣化しますね。
ただ、たまに聴く、劣化が酷いシャワー音のような劣化はないですよね。

次に同じ条件で、スタジオのリバーブを掛けたサウンドです。
http://hibari.nana-music.com/w/player/003c0b7b/
1時間以上続けて歌い続けていますので、歌は疲れています(^_^;)…が、やはりアリーナとあまり変わりませんね。

この二つのサウンドと、最初のリバーブを掛けないで同じように伴奏を入れて3回録音したもの
http://hibari.nana-music.com/w/player/003c08e8/
と比べると、リバーブを掛けないサウンドの方が音の劣化は少ないです。


はっきり断定するには、データーが少ないのですが、
まとめると
○ 伴奏が大きいとボーカルも大きくしなければならず、圧縮よる劣化とレベルオーバーによる歪みのダブルで音質が劣化する。
○ リバーブをかけると、ノンエフェクトよりも音の劣化は激しくなる。
ことになります。

何度も言いますが、重ね録音による音の劣化は、どうしようもないことですが、
コラボする回数に応じて、伴奏から適正な大きさで録音する
ことにより、劣化を最小限度にすることが出来ると思います。

つまり、伴奏が小さい方が、ボーカルの録音がリバーブをかけても綺麗に出来ると言うことになります。

私の感覚では、nanaが新しくなってから、録音の感度が少し上がっているような気がしますので、伴奏は旧バージョンよりも小さめに録音した方が良いような気がします。

ピークで-7と-5の間くらいで、伴奏を重ねる時はもっと小さくしなければならないような気がします。
例えば、-7で録音すれば、ボーカルも小さく録音できます。

できあがりが小さいのではないかという心配がされますが、重ねるとそうでもないし、大きくて音が歪むよりは遙かに良いと思います。

それから、色々とネットで調べると、nanaのエンコーダー(データー量を圧縮する方式)はAACというタイプですが、このタイプは、音が小さい方が綺麗なできあがりになるとの情報があります。
それと、nanaでいう投稿レベルを右に上げて音を圧縮したものは、劣化が激しくなるような情報も目にしました。

ですから、今回のテストやネットの情報を総合的に判断すると

重ね録りの音質劣化を最小限度にするためには、

録音レベルを小さめにする
※ 昨日の記事の大きく録音した後に投稿の時にレベルを下げることも含みます。

のが良いみたいです。

昨日も書きましたが、年明けのアップデートがあっても、劣化の程度は少し軽くなるかもしれませんが、データ量を大きく出来ないので、旧バージョン程度の改良だと予想されます。
重ね録りの音質を劣化させたくないユーザーの方は、録音レベル小さめをおすすめします。

最後に、つたない歌を何度も聴かせてしまい、申し訳ありませんでした。m(_ _)m

それでは、また…

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