弾き語りおやじの独り言

DTMやスマホアプリ「nana」のことなど徒然に・・

カテゴリ: nana

最近、今日のブログタイトルのハッシュタグを見かけた方はいませんか?

あるユーザーさんの呼びかけで、

カラオケやCDなどの著作権のある音源を違法に投稿することをやめましょう!

という趣旨のものです。

私は一応、アマチュアですが、ミュージシャン兼クリエーターだと思っているので、著作権については非常に気を遣っているつもりです。

まず最初に、ちょっとくらいならいいのでは…と考える方もいると思いますが、これは、音楽を作って生計を立てている人がいる以上、この人たちの利益を保護しなければならないのです。
大勢の人がちょとくらいならと考え、違法行為に走ると、ちょっとではなくなってしまいますよね。

無料アプリだから問題ないじゃない?
と考えられますが、有料とか無料とかは関係なく、例えば、カラオケを歌いたい人がnanaで歌えるので、カラオケに行く回数が減る→カラオケを提供している人の利益が減る
という理論です。

つまり、nanaでカラオケ音源やCD音源を投稿している人は、音楽で生活している人の利益を剥奪している盗人と同じだと言うことです。

だから、著作権を侵害すると処罰されるのです。

どんな刑罰が科せられるかというと

nanaでカラオケボックスでカラオケを流したものを録音したり、CDの音源を加工したり、youtubeやニコ動などの音源を無断で投稿した場合は、
「5年以下の懲役または500万円以下の罰金」
です。

もうひとつ重要なのは、違法な音源であることを知っていて、これをダウンロードした人も
「2年以下の懲役または200万円以下の罰金」
となります。
これが、大切で、nanaで、「あれ、これってカラオケを録音した音源みたいだけど、この曲歌いたいからコラボしちゃおう」というのも、一時的にもユーザーの端末にデータがダウンロードされますので、これに当たる可能性が高いです。


そもそも著作権ってなんだ!と思われる方もいますが、著作権を語れば1冊の本ができるくらいのものなので、簡単に言えば、音楽については、その曲を作った方の権利です。

例えば、
その曲を歌う権利
その曲を演奏する権利
その曲を公の場で流す権利
その曲を売り出す権利

などなど、その曲に関する一切の権利です。
なので、その曲を売ったりすることは、もちろんのこと、歌ったり演奏したりすることも、作者の承諾を得なければならないと言うことです。
ただ、個人的に著作権を管理することは不可能に近いので、この著作権の管理を委託されている団体があります。

えっ?その曲を作った人に無断で歌ったらだめなの~
それじゃnanaは違法じゃない!
と考えられますが、実はnanaは、この著作権を管理する会社に対して歌ったり演奏したりする承諾を貰っているのです。
もちろん有償です。

おそらく、nanaユーザーでどれだけの方が、この著作権について意識しているか予想はできますが…
一応、アプリ上からもnanaでの著作権について知ることができます。
マイページの左上の歯車のアイコンをタップすると設定画面になり、真ん中から下の方にFAQがあります。

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そこを選択すると3番目に「nanaのルール」がありますので、中を見ると

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著作権についての説明があります。
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そこを見ると詳しく書かれているので是非、一度読まれることをおすすめします。
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ボカロも最近JASRACで管理されている曲が増えてきているので、管理曲は、自分で演奏した音源は問題ありませんが、それ以外のものや、ニコニコ動画からダウンロードしたものを直接又は加工して投稿したりするのも違法の可能性が高いです。
ニコニコ動画は、nanaと同じようにニコニコ動画の中だけでの二次利用は許容されていますが、それ以外の二次利用は著作権者(演奏者を含みます。)が明らかにニコニコ動画以外での利用の承諾を表明している物以外は、直接著作権者から承諾を得る必要があります。

さて、ここで問題が発生していて、以前音源のコメントにも書きましたが、エイベックスが、JASRACから脱退するということで、このままnanaが新たな管理会社イーライセンスと契約を結ばなければ、管理から離脱した曲を投稿したら著作権違反となってしまうと言うことです。
私は、槇原敬之以外のアーティストには興味はないのですが、そうでないユーザーの方もいると思うので、運営には早急に対処して欲しいと思っています。

※ 12/20現在、最近イーライセンスについても、nanaで包括契約されたようですので、安心して投稿できます。


それから、もう一点言わせていただければ、このような著作権に違反した音源を投稿しないようにというのは、ユーザー有志から出るのではなく、運営がもっと力を入れるべきことだと思っています。

おそらく運営側はアプリをダウンロードしてユーザー登録する時に表示されるとか、今回書いたアプリからFAQで見ることができると言い訳すると予想されますが、それは逃げ口上で、もし実際にユーザーが著作権法違反で検挙された場合、はっきり言って、この逃げ口上は通用しないだろうと思います。

なぜかというと、これだけユーザーが騒いでいると言うことは、運営側も分かっていることだし、もともと違法音源が投稿されていること自体認識していると思います。
そうなると、運営側が違法投稿を放置しているという見方をされます。
その時に、
知っていて、なぜユーザーがもっと認識できる方法で知らせないのか
利用規約に違反する事項なのにアカウントを剥奪しないのか、音源を削除しないのか…
などなど、つっこみどころ満載の状態です。

もちろん、今の投稿数で全てを管理することは不可能だと思いますが、少なくても、以前提案したことがあったのですが、
ユーザーが投稿する度に
「カラオケや市販CDなど著作権のある音源を投稿したら違法です。
処罰されます。
確認の上投稿ボタンを押してください!」
と表示して注意喚起しているとか、違法音源を積極的に削除するなど、積極的なアクションが必要だと思います。

youtubeでは、すでにこのような内容が投稿の度に表示されているし、違法音源は無音化されたりして視聴することができなくなっています。
このような措置をとらなければ、nanaの管理責任を問わざるを得なくなるのではないでしょうか。

ユーザのほとんどは法律にはなじみはないと思いますが、実際に身近なところに大きな落とし穴があると言うことです。

著作権を侵害すると
5年以下の罰金または500万円以下の罰金
重いと思うかどうかは、皆さん方の判断にお任せします。
当然、これに加えて著作権者からは損害賠償を請求されることは言うまでもありません。

捕まらないと思っている方…nanaは、ユーザー数が多くなり、結構注目されているアプリです。
それと未成年者がその大半を占めるというのも問題ですからね…

いずれにしても、まだまだ十分ではありませんが、nanaにはたくさんの素晴らしい伴奏音源があります。
違法音源の需要がなければ供給は減ります。
このような犯罪を助長しないよう、違法音源かなと思う伴奏は「絶対に無視」するようにしましょう。

あとは、運営側の伴奏の投稿に対する意識を変えることでしょうかね…
歌い手中心の運営から少しでも伴奏投稿ユーザーに視点に向けていただけたらと思っています。
伴奏投稿のレベルが上がれば、それが結果的に違法音源の根絶とまではいきませんが、減らすことになることに気づいて欲しいものです。

それでは、また…

色々忙しくて、気がつけば、1か月半くらい投稿してませんでしたね…(^_^;)

さて、昨日投稿する時に、「シークレット投稿」という機能が付加されていることに気づきましたので、記事にしてみます。

音源を録音して投稿する時にタイトルやアーティスト名を入力しますが、その画面の下の方に「シークレット投稿」というスイッチが付いていました。

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このスイッチを右側にスライドさせて投稿すれば「シークレット投稿」になるようです。
「シークレット投稿」…おそらくその名前からは、投稿しても他の人からは見られることができない音源になるのだろうと予想はつきますが、一応?をタップすると説明が…

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ということです。

実際に、自分のマイページを見ると鍵のアイコン付きの音源が表示されます。

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別アカウントに移動して、このマイページを見ると…
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表示されていないので、「シークレット投稿」すると、自分以外のユーザーからは見ることができないようになります。
…が、実は、落とし穴がありました。
もしかしてと思い、別アカウントのままこの音源を開くと、あら…
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普通のコラボと同じようにコラボ歴が残っています。
そして、コラボ一覧画面を表示すると…
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こちらの画面にも表示されています。
ここまで表示されると当然ですが、
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サウンド詳細画面も見ることができます。

まだ、ベータ版なので、この点については、これから改良されると思いますが、投稿時に自分以外の人から見ることができない設定にできるのは大きな進歩だと思います。

たとえば、伴奏音源投稿者であれば、時々目にする「途中、聞くな!」なというコラボ通知ですが、伴奏投稿者に届くコラボの通知に「聞くな」とは…
せめて、「途中ですので、完成するまで聞かないようお願いします。」くらいのコメントが欲しいところですが…

しかし、この機能を使えば、途中の音源の通知が来ないことになりますので、このような通知に伴奏投稿者が、気分を害することはなくなりますね。

ところで、この機能が付加されてから気づいたのですが、nana上の音源の直リンクがコピーできなくなっていました。
私は、あまり使わないので問題ないのですが、コラボをアピールしたりする人には不便になったと思います。

※iOS用のアプリは、11月18日にアップデートされ、webのリンクから直にnanaの音源に飛ぶように修正されました。

それと、最近、一部のコラボ通知が届かなかったりは、サーバーが重くなったりと、ユーザーがどんどん増えていく過程の不具合が現れています…が、少しずつユーザー意見を取り入れて使いやすいアプリになっているようです。

それでは、また…

前回のMic Roomの記事で音源を公開していましたが、

http://nana-hikigatarioyaji.blog.jp/archives/45250302.html

オーディオインターフェィス側でローカット(低い周波数帯域をカット)していたため、少し音が変わってしまい、今回改めて、再テストをしました。

まず、今回のテストでは、iPhoneをマイク代わりにして、iPhoneの音声出力をアナログでオーディオインターフェイスに接続し、iPadで起動したnanaに録音してみました。

順番は

音→iPhone(Mic Room)→アナログケーブル→オーディオインターフェィス→USBケーブル→カメラアダプター→iPad(nana)

です。

まずは、iPhoneとオーディオインターフェィスを接続したケーブルですが、
標準ステレオプラグ→標準モノラルプラグ×2
です。
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このケーブルは、ステレオ信号を左右のモノラル信号に変換するケーブルです。
ステレオプラグ側をiPhoneに接続して音声を出力するのですが、見ておわかりのとおり、標準プラグだと大きくてiPhoneに接続できないため、iPhoneのイヤフォン端子と同じ大きさのステレオミニプラグに変換するアダプターを接続します。
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そして、iPhoneのイヤフォン端子に接続します。

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そして、このケーブルの反対側のモノラルプラグをオーディオインターフェィスに接続するのですが、Mic Rommの音声出力はモノラルなので、赤色(右側の音)と白色(左側の音)の両方接続しても意味がありません。
通常モノラル出力の場合白色(左側の音)のプラグだけを接続します。
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ちなみに、nanaもモノラル音声なので、赤と白の両方を接続してもステレオ録音はできず、通常は白のプラグだけを接続します。

次に、オーディオインターフェィスとiPadをカメラアダプターを装着したUSBケーブルで接続します。
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さて、今回の録音環境ですが、普段使っているaudio-technicaのマイクフォルダーの上にiPhoneを置き、iPhoneの内蔵マイクに直接息がかかりポップノイズが出ないよう、ポップガードを装着して、録音しました。
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見ていただくと分かると思いますが、通常録音する時は、iPhoneではなく、ここにはコンデンサーマイクがあり、そのマイクとオーディオインターフェィスを接続して録音しています。
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なので、今回は、Mic Roomを起動したiPhoneをコンデンサーマイクにして録音したと言うことです。

今回の録音ソースは、私の下手くそなギターの弾き語りですので、弾き語りを聴かないで音だけを聴いて比較して欲しい手思います。

1 まずは、単純にiPhoneの内蔵マイクだけで録音したものです。
http://hibari.nana-music.com/w/player/00b438d9/

2 次にMic Roomを起ち上げたiPhoneで録音したものです。
使ったモデルはCondenser 87で、ノイマンU87のエミュレーションです。
現在amazonで348,000円の値段が付いている高級コンデンサーマイクです。
http://hibari.nana-music.com/w/player/00b4307c/

3 最後に、参考まで私が普段使っているコンデンサーマイク(audio-technica AT-4040)とオーディオインターフェィスで録音したものです。
http://hibari.nana-music.com/w/player/00b3da89/

いかがでしょうか?
1と2は、Mic Roomを使っているかどうかの違いで、両方ともiPhoneの内蔵マイクを使用しています。
聞き比べるとMic Roomを使っている2の方が中音域がうっすらと豊かに鳴っていますね。

音は好みによって善し悪しが決まるのですが、私個人的にはMic Roomの音は意外と使えるなという感じがします。
ただ、nanaでMic Roomを使用して録音するためには、Mic Room用のiOS端末とnana用のiOS端末、それとiOS端末で使用できるオーディオインターフェイスが必要です。
nanaがaudio bus対応になれば、1台のiPhoneでMic Roomを使用しながらnanaに録音することができるのですが、手軽に録音できることが売りのnanaですので、期待はできないかな…

それでは、また…

先日の記事でもiOS用のアプリのアップデートで付加されたコメント返信機能について触れましたが、ここでまとめてみようと思います。

まず、今までと何も変わらない方
○ iOS用のVer2.40にアップデートしていない方
○ android用のアプリの方…未確認なのであくまでも予想
です。
このユーザーの方が自分が投稿した音源にコメントをすると、そのコメント通知がその音源にコメントした他のユーザー全てに届きます。~従来と同じです。


次に、iOS用アプリのVer2.40にアップデートした方
○ コメント返信機能を使用した場合→コメントを返したユーザーさんにだけにコメント通知が届く
○ コメント返信機能を使わないでコメントした場合→誰にもコメント通知は届かない

です。

ということで、アップデートした方は、返信機能を使用しないと、コメントを返信したユーザーさんには何も通知が届かず、
相手のユーザーさんは、
なぜ通知が届かないのだろう…?
となってしまいますので、注意が必要です。


さて、タイトルにあるとおり、久しぶりにおすすめユーザーさんを紹介します。
実は、この「おすすめユーザー」ですが、あまり積極的には紹介したくなくて、最近はずっと記事にしていませんでした。
なぜかというと、あくまでも私の主観的なおすすめであって、中には人に勧められたものなんて…と考えている方もいると思うからです。
ただ、久しぶりに、キラリと光るものを持っているユーザーさんを知ったので、そんなことは抜きで紹介したくて記事にしました。

今回紹介するのは、「to-yo」さんです。
http://hibari.nana-music.com/w/profile/1221928/

to-yoさんが投稿された音源を聴いていただくと、直ぐに分かると思いますが、とても魅力的な声です。
透明感とか優しさとか、そんなありきたりな表現になってしまいますが…そして声だけではなく歌の歌詞がダイレクトに心に届く、素敵なボーカリストだと思います。
興味にある方は、是非聴いてみてください。

それでは、また…



今日は、先日のnanaのiOS用アプリのアップデートで付加された「コラボ先一覧機能」について紹介します。


それより先に、コメント返信機能ですが…

今まで、音源主さんのところへコメントした場合、音源主さんのコメントは全て通知が来ましたが、音源主さんがアップデート後の返信機能を使っていただくことによって、余計な通知が来なくなりました

…が、音源主さんが、この返信機能を使わないと、誰にも通知が行かないことが分かりました。

おそらく、これは音源主さんがアプリのアップデートをしてアプリに返信機能が付加されている場合に発生すると思われます。

先日、あるユーザーさんにコメントして、そろそろ返信があるかな…と思っても中々来ないので、あれっ?と思って、私がコメントしたユーザーさんの音源を覗くと、ちゃんと私のコメントにレスしてくれてました。
ただ、よく見ると返信機能を使わないでコメントされていたので、通知が来なかったと思います。

新機能も使わなければ、マイナス面が出てくるので、そのあたりのアナウンスも必要なのかな~と思いました。


それと、最近できた「RANKING top20」が、以前の「人気ランキング」化し始めているような気がします…
以前私が書いた、nanaの人気ランキングについての記事はこちらです。
http://nana-hikigatarioyaji.blog.jp/archives/42375601.html

ふっと、覗いてみたら、まともに上手いな~と思う音源は、半分もありませんでした。
中には本当にすばらしい音源もありますが、結局のところ、システムを変えても再生数、拍手、コメント数などを評価基準にしている限りは、その状態が繰り返されると言うことですね。

これを見て楽しんでいる方もいると思いますので、それはそれとして、ホーム画面のトップに置くと、知らない方は、これがnanaのレベル?と勘違いされますので、続けるのでしたらもう一工夫必要かなと思いました。

ほぼ不可能ですが、茶番のような(そう言わざるを得ない状態のようです)人気のランキングではなくて、色々な意味で本当の実力のランキングが欲しいですね。


さて、それでは、「コラボ先一覧機能」について紹介します。

この機能は利点は、私のような伴奏音源を投稿しているユーザーは、自分の投稿した音源とのコラボを一覧で見ることができることです。

通知機能でも遡れば見ることができますが、通知が多くなればなるほど、かなりの労力を要しますし、一覧では見ることができませんので、便利な機能です。

この機能を使うには「コラボ先一覧」をみたい音源の詳細画面を開き、自分のアイコンの横あたりをタップして、こらぼ一覧画面を開きます。
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コラボ一覧画面を開くと、今までなかった、「続きのコラボを見る」というボタンが現れますので、そこをタップします。
ちなみに「続きのコラボを見る」の横の( )内の数字は、その音源とのコラボ数です。
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すると、この音源とコラボした音源の一覧が表示されます。
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ここで、コラボ先一覧の中にベースでコラボしていただいた音源を発見しました。
単独の音源のコラボ先と同じように、このベースでコラボしていただいた音源との「コラボ先一覧」も見ることができます。

同じようにこの音源の「サウンド詳細」画面を開き同じように「コラボ一覧」画面を開きます。
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コラボ一覧画面を開くと…
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( )の数字を見ると4となっているので、2人のユーザーのコラボ音源とコラボした音源は4つあることになります。 
先ほどと同じように「つづきのコラボを見る」のボタンをタップします。
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すると、この音源とのコラボ一覧が表示されます。
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このように、今までコラボ一覧画面には、コラボの履歴しか表示されませんでしたが、その音源とコラボした一覧が表示することができるようになりました。

「そういえば、あの音源とコラボしてくれた素敵な音源があったな~」と聴きたくなった時に、いちいち通知画面や、そのユーサーさんの音源一覧から遡らなくても探すことができるとか、活用の仕方は、ユーザーさんそれぞれですので、いろいろと試してみてください。

それでは、また…

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